約 3,567,292 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1602.html
オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021 レス番号 作品タイトル 作者 備考 競8-1 開幕!『オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021』 夏希◆JIBDaXNP.g 『旅館沢泉』の大宴会場で、お話会の準備を進めるのどかたち。ところがその時、ラテが急にくしゃみを始めて……。『オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021』これより開幕です! 競8-2 思いが届くように/坂上あゆみ 茉莉花 思いを伝えるためにプリキュアになった。だから私は、この思いが届くように――。キュアエコー・坂上あゆみの決意を、万年筆インクで綴った文字に乗せて。(直筆原稿もイメージ画像で掲載します。) 競8-3 せつなとやさしさのドーナツ ギルガメッシュ このところ、毎夜同じ夢にうなされる。そして昼間は、何だかラブに避けられているみたい……。悩めるせつなに、語りかけた人とは。そして、ラブは……? 競8-4 「小さきもの」 kiral32 「お姉ちゃんどうしよう」コロネが帰ってこないと泣きそうな顔で訴えるみのり。話を聞いた咲は、舞、満、薫にも手伝ってもらってコロネを探しに出かけたのだが……。 競8-5 『反逆のイース! ~序章~ 黒き破滅のプレリュード』 夏希◆JIBDaXNP.g 「せつなの幸せは、なぁに?」夢の中にまで繰り返し登場するラブの言葉。その問いから逃れるように、イースは今度こそリンクルンを奪取すべく対策を講じて――。1500文字SS『逆襲のイース』の長編リメイク『反逆のイース!』の序章。ガールズサイトでしか読めない大作、スタートです! 競8-6 『パプリカ』 Mitchell Carroll 見た目があまりにもアレに似ているので落胆し、つい荒ぶってしまったせつなを、癒してくれた優しい甘み。その野菜は……。(〇〇県の名産だったんですね!) 競8-7 「Color of respect a life」 ゾンリー 都会の夜って、やっぱりトロピカってる~!空の星より地上がキラキラに溢れてるんだもん。でもね、今夜見た、一番トロピカってる景色は……。始まったばかりのトロプリ、入学式の夜のIFのお話です。 競8-8 プリキュア運動会救護班 makiray プリキュア仲間が集合しての運動会!でも、なんで救護班がこのメンバーなのぉ!?班長の月影ゆりが、彼女たちを指名した理由とは……? 競8-10 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>1 猫塚◆GKWyxD2gYE 始まりは、一人の妖精の訪れだった。ハート展望台から海を眺めていた彼の後ろに、忍び寄るモノとは……。 競8-11 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>2 猫塚◆GKWyxD2gYE 競8-12 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>3 猫塚◆GKWyxD2gYE 競8-13 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>4 猫塚◆GKWyxD2gYE 競8-14 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>5 猫塚◆GKWyxD2gYE 競8-15 『映画ヒーリングっど♥プリキュア Connected World』 <前編>6 猫塚◆GKWyxD2gYE 競8-9 閉幕?『オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021』 一六◆6/pMjwqUTk 「そろそろお話会もおしまいかぁ」少し寂しくそう思っていた矢先、やってきたのは……!『オールスタープリキュア!キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021』、一応の閉幕……なるか? カテゴリー名【140文字SS:キュアキュアTouh!!冬のSS祭り2021】
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6601.html
前ページ次ページ蒼い使い魔 アンリエッタは裸に近い格好でベッドへ体を預けていた、身を纏う物は一枚の薄着だけである。 女王になってから使い始めた、亡き父王の居室であった。 巨大な天蓋付きのベッドには父が愛用していたテーブルがある。 すっと手を伸ばし、その先にあるワインの壜を手に取った。 杯に注ぎ、一気に飲み干す。 昔は酒など食事の時に軽く嗜む程度だったのだが……女王になってから量が増えた。 政治の飾りの花に過ぎなかったアンリエッタにとって、国運を左右する決断を毎日のように求められる、 ということはかなりの心労となった。 決議はほとんど決まった状態で彼女の所へ持ち込まれるのだが、それでもその承認を下すのは自分である。 その上、小康状態とはいえ、今は戦時、飾りの王とはいえ、飾りなりの責任はすでに発生していたのであった。 その重圧を彼女はまだ扱いかねており、、もはや飲まずには眠れなくなってしまっていた。 再びワインを杯に注ぐ、飲みすぎかもしれない、ととろんと濁った頭で考える、 アンリエッタは杖を使って小さくルーンを唱える、すると杖先から水が溢れ、杯を満たす 水蒸気を液体に戻す、『水』系統の初歩魔法である。 水が溢れ、杯から零れた。酔いのせいか加減がつけにくくなっているようだ。 再び飲み干したアンリエッタは再びベッドへと倒れこんだ。 酔うと決まって思い出すのは……かつての楽しかった日々、輝いていた日々だった。 ほんのわずかだった、生きていると実感できた日々。 十四歳の夏の、短い時間、一度でいいから聞きたかった言葉。 「どうして……あなたはあの時なにもおっしゃってくださらなかったの?」 顔を隠し、アンリエッタは問う、しかしその答えを返してくれるものはもういない、この世のどこにも……。 涙が彼女の頬を伝う。 感傷に浸り過ぎた、明日の朝も早い、ゲルマニアの大使との折衝が控えている。 一刻も早くこの戦争を終わらせたい両国にとって大事な折衝なのだ。 涙に濡れた顔を見せるわけにもいかない、もう弱いところは誰にも見せてはならないのだ。 涙をぬぐい、もう一度ワインの杯に手を伸ばそうとしたその時……。 扉がノックされた。 こんな夜遅くに何の用事であろうか、また面倒なことが起こったのであろうか、 億劫だが無視することもできない、万一アルビオンが再び艦隊を送り込んできていたらそれこそ事である。 アンリエッタは物憂げな表情でガウンを羽織ると、ベッドの上から誰何した。 「誰ですか? こんな夜中に、ラ・ポルト? それとも枢機卿かしら?」 「ぼくだ」 その言葉を耳にしてアンリエッタの顔から表情が消えた。 「飲み過ぎたわ……こんなはっきり幻聴を聞こえるなんて……いやだわ」 そう呟き、胸に手を置く、しかし激しい動悸は治まらない。 「ぼくだよ、アンリエッタ。この扉を開けておくれ」 アンリエッタは扉へと駆け寄った。 「ウェールズ様? 嘘、貴方は裏切り者の手にかかったはず……」 震える声で、そう口にすると 「それは間違いだ、ぼくはこうして生きている」 「嘘、嘘よ。どうして」 「ぼくは落ちのびたんだ、死んだのはぼくの影武者さ」 「そんな……こうして風のルビーだって……」 アンリエッタは自分の指にはめたウェールズの形見である指輪を確かめる 「敵を欺くにはまずは味方から、というだろう? でも、信じられないのも無理はない では、ぼくがぼくである証拠を聞かせよう」 アンリエッタは震えながらウェールズの言葉を待った。 「風吹く夜に」 ラグドリアンの湖畔で何度も聞いた合言葉 アンリエッタは返事をすることも忘れ、ドアを開け放つ。 何度も夢見た笑顔がそこにあった。 「ウェールズ様っ……! よくぞ……よくぞご無事で……」 その先は言葉にならない、アンリエッタはウェールズの胸を抱きしめ そこに顔をよせむせび泣いた。 ウェールズはその頭を優しく撫でる 「相変わらずだね、アンリエッタ。なんて泣き虫なんだ」 「だって……だって! てっきり貴方は死んだものだと! どうしてもっと早くにいらしてくださらなかったの?」 「敗戦のあと、巡洋艦に乗って落ち延びたんだ。敵に居場所を知られてはいけないからずっと隠れてたんだよ。 きみが一人でいる時間を調べるのに時間がかかってしまってね。まさか昼間に謁見待合室に並ぶわけにはいかないだろう?」 いたずらっぽくウェールズは笑った。 「昔と変わらず意地悪な方……。どんなにわたしが悲しんだが……、寂しい想いをしたか、あなたにはわからないでしょうね」 「わかるとも。わかるからこそこうやって迎えにきた、もう寂しい思いはさせないよ、アンリエッタ」 時がたつことも忘れ、二人はしばらく抱き合った。 「遠慮なさらずに、この城にいらしてくださいな。今のアルビオンにはこちらへ攻め込む力はありません。 この城はハルケギニアのどこよりも安全です。敵はウェールズさまに指一本触れることはできませんわ」 「そういうわけにはいかないんだ」 ウェールズはにっこりと笑う 「どうなさるおつもりなの?」 「ぼくはアルビオンへ戻らなくてはならない」 「何を仰るのですか!? 今の命を捨てるだけではないですか!」 「それでも、行かなくちゃならないんだ。アルビオンを、レコン・キスタの手から解放しなくちゃならないんだ」 「ご冗談を!」 「冗談なんかじゃない。そのために今日きみを迎えに来たんだ」 「わたし……を?」 「そうだ。アルビオンを解放するにはきみの力が必要なんだ。 国内には仲間がいるが……、やはり信頼できる人が少ない。いっしょに来てくれるかね?」 「それは……できることならそうしたいのですが、わたくしはもうこの国の女王なのです。 国と民が肩にのっているのです、無理を仰らないでくださいまし」 しかしウェールズはあきらめない、さらに熱心な言葉でアンリエッタを説き伏せにかかる。 「無理は承知さ、でも、勝利にはきみが必要なんだ。敗戦の中で気付いた。 アルビオンとぼくには『聖女』が必要なんだ! 」 アンリエッタは体の底から熱いものがこみあげてくるのを感じた、 愛しい人に必要とされている、酔いとさみしさが内なる衝動を加速させる。 しかし、アンリエッタは必死に踏みとどまり答えた。 「これ以上私を困らせないでくださいまし、今、人をやってお部屋を用意いたしますわ このことは明日また、ゆっくり……」 ウェールズは首を振る。 「明日じゃ、間に合わない」 それからウェールズはアンリエッタがずっと聞きたがっていた言葉をあっさりと口にした。 「愛している、アンリエッタ、だからぼくと一緒に来てくれ」 アンリエッタの心が、ラグドリアンの湖畔でウェールズと逢引を重ねていたころと同じ鼓動のリズムをはじき出す。 ゆっくりと、ウェールズはアンリエッタに唇を近付けた。 何かを言おうとしたアンリエッタの唇がウェールズのそれに塞がれる。 アンリエッタの脳裏に甘い記憶が洪水のようにあふれ出る そのためアンリエッタは己にかけられた眠りの魔法に気づくことができなかった。 幸せな気分のまま、アンリエッタは眠りの世界へと落ちていった。 一方そのころ…… トリステイン魔法学院の女子寮の一室で、ルイズ達が見守る中、 モンモランシーが一生懸命に調合にいそしんでいた。 「出来たわ! ふぅっ! しっかし苦労したわー!!」 モンモランシーは額の汗を拭いながら、椅子の背もたれにどかっと体を預ける。 テーブルの上の坩堝には調合したばかりの解除薬が入っている 「このまま飲めば解除されるんだな?」 「ええ」 バージルはその坩堝を手に取ると、シルフィードの鼻先に突きつける 「飲め」 「やだやだ! お薬なんて飲みたくないのね! シルフィはいたって健康なのね!」 シルフィードはぶんぶんと首を横に振る。ここまできてまだ手間を取らせるのか。 バージルがギリと奥歯をならし眉間にしわを寄せる。 「言ったはずだ、これ以上聞きわけがないことを抜かしたら……」 バージルがそこまで言うと、シルフィードは上目遣いでバージルを見つめる。 「きゅい……、じゃあ、おにいさま、約束して? 飲んだらキスして欲しいのね」 「……いいからさっさと飲め」 「約束なのね……きゅい」 そう言うとシルフィードは坩堝を受け取った。 しばらく躊躇しているようにも見えたが、やがて覚悟を決めたようにぐいっと飲みほした。 ぷはー! っと飲みほしたシルフィードは、ひっくと一つ、しゃっくりをした 「ふぇ……」 それから、憑き物が落ちたように、けろっと元の表情に戻る、 目の前のバージルに気がつくと、顔がみるみる赤くなり、唇をかみしめると…… きゅいきゅい喚き立てるわけでも、怒り出すわけでもなく、静かに両手で顔を覆った。 「う~、恥ずかしいのね~……おにいさまにあんなことやこんなこと……きゅいきゅい」 元に戻ったにしてはなんともおとなしい反応である、自分がしてしまったことの恥ずかしさにもっと騒ぎ立てるものだと思っていたが…… 皆の予想とは裏腹にシルフィードは赤くなった顔を両手で覆いぶつぶつと呟くだけでそんな様子は一切見られなかった。 「でもしちゃったことはしちゃったことなのね、今考えても仕方がないのね!」 シルフィードは持前の前向き思考(?)で顔を上げると何を思ったかバージルに向かい唇を突き出した。 「はい、ちゃんと飲んだの、それじゃ、おにいさま、キスしてほしいのね! 約束っ! きゅいきゅい!」 「……ッ!?」 「「「んなっ!?」」」 その行動に一同が凍りつく、バージルは即座にモンモランシーの胸倉を掴み、怒鳴りつけた。 「どういうことだ! 何も変わらんぞ!」 「そ、そんなはずないわよ! 調合は完璧よ!」 モンモランシーはそう言うと、はっと気が付いたように坩堝を指差した。 「そ、そうだ! きっと飲んだ量が足らないのよ! だから中途半端にしかっ!」 その言葉を聞いたルイズがすぐさま坩堝の中身を確認する、中身は…… 「ないわ……全部飲んでるわよ!」 「そんなっ! それじゃどうして!?」 青くなるモンモランシーにシルフィードが首をかしげながらけろりと口を開いた。 「きゅい? だからちゃんと元に戻ったのね、まさか惚れ薬を飲んじゃうなんて! シルフィ一生の不覚なのね! きゅいきゅい!」 そこまで理解している、ということはやはり解除薬の効果はきちんとあったようだ 「でもぉ、シルフィのおにいさまを想う気持ちは何一つ変わらないのね! そりゃたくさん節操無いことしちゃったけど! 後悔はあんましないのね!」 あっさりと言ってのけるシルフィードをみて全員が唖然とした表情を浮かべる。 「ということはつまり……」 ルイズの後に続く様にギーシュが呟く 「本当に惚れた?」 「ふざけるな! 今までの苦労は――ッ!?」 怒りに声を荒げるバージルの反論はそこで中断される、 またもやシルフィードが身を乗り出し強引に彼と唇を重ね口を塞いだのだった。 目の前で起こったその光景にその場の空気が凍りつく、全員目を大きく見開き、ぽかんと開いた口がふさがらない、 はたから見れば、それはまるで恋人同士がするような長い情熱的なキスのようだ。 「ん~~~……ぷぁっ」 シルフィードがバージルから唇を離す、絡みあった二人の唾液がつぅっと糸を引く、 口元に垂れたそれをシルフィードが指で絡め取るとペロっと舌で舐めとった。 一体どこで覚えてきたのか、なんとももはや官能的な場面である、美男美女の組み合わせだけに破壊力は半端ではない。 ギーシュとモンモランシーは顔を真っ赤にしながら呆然と立ちすくんでいる。 ――バタン、っと誰かが倒れる音、その音に気が付いたキュルケが急いで振り向く、 どさくさに紛れシルフィードと感覚の共有を行っていたのであろうか、 耳まで真っ赤になったタバサが大量の鼻血を流し、目をくるくるとまわしながら気を失っていた。 「タっ、タバサ! 大丈夫!? ちょっと! 返事なさいな!」 キュルケが必死にタバサを介抱する、その横をふらりとルイズが通り過ぎ おぼつかない足取りで静かに部屋を退出していった。 「ふぅっ、満足したのね、それじゃあ帰るのね、きゅいきゅい! こんなに長く変化したのは初めてなのね! 疲れちゃった、それじゃあおにいさま! また遊びにくるのね~!」 そういうと軽い足取りでシルフィードが窓から飛び降りる、そしてぼいんっと音を立てると たちまち竜の姿になり、夜の闇の中へ消えて行った。 どうやら状況は改善されないらしい、彼には珍しくなにもかもあきらめたような表情になると 「もうどうとでもなれ……」 ぐったりと肩を落とし力なく呟いた。 モンモランシーの部屋を飛び出したルイズはアウストリの広場のベンチにぐったりと座っていた。 その空間だけドス黒い負のオーラが満ちている。 「おい」 「なっなによ……なんか用?」 探しに来たバージルが無遠慮に声をかけると、ルイズが不機嫌さがありありと満ちた様子で答えた。 「いつまでそうしているつもりだ」 「なんでもいいでしょ、あんたには関係ないわ」 ぐすっと鼻をすすり膝を抱えて丸くなってしまった。 「なぜヘソを曲げている」 「だって! 女の人と! シルフィードとキスしたじゃない!」 ルイズは今にも泣きそうな表情でバージルに怒鳴りつける しかし、バージルは心底呆れたような表情を浮かべた。 「それだけでか……? そのことに何故お前がヘソを曲げねばならない、それに、不本意だがあれで二回目だ」 「に、に、二回目ですってぇ!?」 それを聞いたルイズががばっと立ち上がる、そしてバージルの胸板を拳を握りしめ叩き始めた。 「ばかっ! ばかばか! なによ! なんでそんなことするのよっ!」 「何故お前が機嫌を損ねる必要がある、俺が一番迷惑しているんだ」 バージルは思い出すのも忌々しいとばかりに吐き捨てる、 「言っておくがシルフィードは竜だ、人間ではない」 「違うの! そういう問題じゃないもん!」 「……何が問題だというのだ……くだらん」 泣きながら首を横に振るルイズを見てうんざりとした表情を浮かべると 泣きやむまでルイズの癇癪を受け続けていた。 「気が済んだか?」 「……手が痛いわ」 赤くなった手をぷらぷらとさせながらルイズが呟く、 無抵抗だったとはいえバージルを甘く見ていた、殴っている内にだんだんと手が痛くなってきたのだ、 手が痛くなるにつれ、ルイズもだんだんと冷静になってきたようだった。 原因はなにもかもあの忌々しい惚れ薬、そしてシルフィードだ、バージルに非はない、むしろ被害者だ。 あの光景を見たとき、目の前が真っ白になった、その後、自分を心配して(?)探しに来てくれたバージルに当たり散らしてしまった。 シルフィードなんかに取られた気がしてものすごく悔しくなってこんなことをしてしまったのだ。 少しだけ申し訳なく思ったのかちょっと拗ねたようにルイズは謝る。 「その、ごめんなさい、わたしもう怒らない、だって、あんたに非はないものね」 「気がすんだらさっさと部屋のカギをよこせ、ドアが無くなってもいいなら別だがな」 上目遣いに謝るルイズを冷然と見下ろしながらバージルが右手を差し出す、 それを聞いたルイズが顔を真っ赤にして再び怒りを再燃させた。 「なっ、なっ、なによ! 心配して探しに来たんじゃなかったの!?」 「心配? なんの話だ」 軽く首をかしげ本当に何のことだかわからない、と言いたげな表情でバージルが聞き返す 本当はバージルはあの後すぐに部屋に戻ったのだが、生憎鍵がかかっていた、解除できるのはルイズだけだ、 そのためルイズをさがしここまで来ていたのであった。 「ばか! もう知らない! あんた今日は外で寝なさい! んも~~!!」 「はいはい、そこまでよ」 ルイズが再び怒りを爆発させバージルに殴りかかった時 いまだぐったりとしたタバサを背負ったキュルケが現れ、ルイズをたしなめる、 「なによっ! あんたたち見てたの!?」 「まぁね~、こんなに貴重な場面を何度も見れるなんて、今日はツイてるわね」 んっふっふーとキュルケが笑った、 「特にシルフィードとのキスシーン……あぁ、一度でいい! あぁいう身も心もとけそうな情熱的な――いたっ!」 両手を胸の前で組み、うっとりするキュルケの頭をタバサが杖で叩き中断させる 頭をさすりながらキュルケが意識を取り戻したタバサに唇をとがらせながら聞いた。 「も~、痛いじゃない、それでタバサ? あの子と感覚を共有してたんでしょ? ね、ね、どうだった?」 その言葉とともにタバサの顔が再び赤くなってゆく、またも鼻血がつぅっと流れ始めた。 「わぁーーー!! キュルケッ! あんたちょっといい加減にしなさいよ!!」 ついに我慢しきれなくなったルイズが杖を抜きキュルケを追いかけ回し始める、 ルイズとキュルケの追いかけっこを少々呆れたような顔で見ていたバージルは、小さくため息をついた。 「はぁ、で、でも、懐かしかったなぁ、あのラグドリアン湖、散々だったけど」 放っておけばまたいつキュルケがキスの話題を蒸し返すか分からない、 その流れをなんとでも阻止するために、無理やりルイズが話題を変える。 「あら? 行ったことあったの?」 「ええ、十三歳のころ、姫様のお供で行ったことがあるわ、 とっても盛大な園遊会が開かれたわ、すっごく華やかで、楽しかったなぁ」 ルイズは記憶の底をたどるように語り始める。 「あのラグドリアン湖はね、ウェールズ皇太子と姫様が出会った場所なのよ、 夜中に姫様に身代わりを頼まれたけど、その時に逢引していたのかもしれないわね」 ルイズがそう言った時にキュルケがようやく思い出した、といった表情で頓狂な声を上げた 「あぁーー!! なんであたし今まで忘れてたのよ!! あれってウェールズ皇太子だったわ!」 「なっ、なによ? 急に、ウェールズ皇太子がどうしたの?」 興味なさげにそっぽを向いていたバージルやタバサも少々驚いたのかキュルケを見た。 「そうそう、どっかで見た顔ねーって思ってたら……いやー、そうだった、あれはアルビオンの色男 ウェールズ皇太子さまじゃないの」 どっかでみた、どころかつい最近の話だ、それを忘れているとはこの女の頭も相当なものである しかしキュルケはそんなことはつゆにも気にしていないのかうんうんと頷くだけだった。 「『あれはウェールズ皇太子だった』ってどういう意味?」 キュルケはルイズとバージルに説明した ラグドリアン湖に向かう時にトリステインの方角へ向かう馬に乗った一行にすれ違ったこと、 その時みた顔に見覚えがあったがうまく思い出せなかったこと。 「今思い出したわ~、あれはウェールズ皇太子よ、でもおかしいわねぇ、あの時たしかにダーリンにトドメを刺されて……」 言い方は悪いがほぼ事実だ、あの時、たしかにバージルに心臓を貫かれ絶命したはずだ。 なのに生きているとはどういうことだろうか? 「なんであんた今までそれに気がつかないのよ!」 「ん~、ほらあたしって、今を生きてるから? 亡くなった男のことなんて覚えちゃいないのよ」 そう言うとキュルケは自慢の赤い髪を豪快にかきあげる。 それを少々呆れた表情で見ていたルイズ達だったが、頭の中で何かが結びついた。 それはバージルやタバサも同じだったらしい、 「なるほど、アンドバリの指輪、か」 バージルはそう言うとルイズを見る 「レコン・キスタ、件の連中の仕業か、どうするんだ? 奴らの狙いはおそらく女王だ」 非常事態とも呼べる状況にも関わらずバージルはどこか他人事のようにゆっくりとした口調でルイズに聞いた 「どうって! 姫様を助けなきゃ!」 ルイズは当然のように声を張り上げる、バージルがやれやれと言った風に首を横に振った。 「今からどうするつもりだ? 馬では間に合わん」 「それはっ……」 ルイズが言葉に詰まる、そしてゆっくりとタバサをみた、この状況、アイツを呼ぶしかない…… 「ぅ~~……タバサ……お願いしていい?」 「……わかった」 タバサがコクリと頷くとピィっと口笛を吹く、するとすぐさまシルフィードがバージル達の前へ降り立った。 出来ればしばらくの間、見たくない顔だったが……場合が場合だけに仕方がない。 シルフィードはバージルの姿を確認するや否や、すぐさま『変化』を使い、人間の姿になると彼に抱きついた 「もうっ、おにいさま? シルフィに会いたいならおねえさまがいない時にお願いなのね! ――んぎゃ!」 シルフィードの頭にタバサの杖が勢いよく叩きつけられる だんだん威力が増して行っているのは気のせいではないだろう、 大きなコブを作りしゃがみ込んだシルフィードにタバサが命令を下す、 竜の姿になったシルフィードに乗り込み、一行はトリスタニアへと急行した。 前ページ次ページ蒼い使い魔
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/6.html
SS一覧その1 「ゲーム」 テレビじゃなくて・・・ 修学旅行 蒼星石を虐待することにした 寝言 マッサージ 蒼星石が巨乳になったら 狂気(※一応グロ注意) 雪かき乙な人に捧ぐ 小悪魔 蒼星石とレズりたい キャンプ 悪戯心 目覚め ローゼンメイデンで「汝は人狼なりや」をやったら ぬくもり wktk プレゼント わがまま 大事な日 家庭教師 WJ的蒼星石vs水銀燈 作戦 カカオ99%チョコ 沖縄旅行 蒼星石の石像 蒼星石先生 映画 蒼い子は魔王
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/210.html
元スレURL SS 「可愛くなりたい」 概要 私、Aqours辞めます タグ ^Aqours ^シリアス 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1892.html
SS33『うめねた!!』の続き 05AiJ4eD0 唯「昨日、あずにゃんの夢を見ちゃった」 4l4FfVjw0 唯「あずにゃん、今の演奏良かったね」 raFVr5eA0 梓「唯先輩、朝ですよ」 L7VwObUO0 それは冬の温かな土曜日の昼下がりの出来事 8hmekBHwO 避難所投下 唯梓初夜 in ロンドン nGHFJ8kA0 梓「あれ…?」 +SR3B4dO0 梓「ゴホッ…ゴホッ…」 AzxbuHN80 梓(ん……もぅ朝か……) REiRef2s0 梓「はい、コーヒー淹れましたよ。スーツに零さないで下さいね」hZxByCC60 唯「着替えるからあっち向いててね」 tYx/XVKj0 『ファーストKISS』 wLeMzHSp0 唯「あずにゃん?」(SS34) ublOA2PF0 梓「唯先輩今日も遅いなー、もう22時なっちゃうよ…」 olfiCMEw0 唯「あ~ず~にゃ~ん~お水ぅ~」 bdindhYZ0 騒がしくて、落ち着きがなくて。 gSpq+jpZ0 梓「唯先輩、遅いですよ」 vDiuaDpB0 梓「ん…あ…朝…」 NzOjnh7Q0 サンタさんがくれたもの rttfPjlI0 梓「お疲れ様でした~!また機会がありましたらぜひ♪」 T3iZWIre0 今年もあと僅かとなったある日、梓は唯の家に遊びに来ていた。 wmo5g6s60
https://w.atwiki.jp/dmc4/pages/109.html
登場人物アグナス エヴァ キリエ クレド グロリア サンクトゥス スパーダ(登場人物) ダンテ トリッシュ ネロ バージル レディ ボスアンジェロアグナス アンジェロクレド エキドナ 神(The Savior) ドッペルゲンガー(ボス、参考) バエル、ダゴン ベリアル 重要用語デビルメイクライ フォルトゥナ システム用語イクシード エネミーステップ グリムグリップ スーパーダンテモード スタイリッシュコンボランク スタイル スナッチ 多段化 チャージショット 挑発 デビルトリガー(DT) デビルトリガーゲージ(DTゲージ) デビルハンターランク バスター フルスチーム 魔人化 スタイルトリックスター ソードマスター ガンスリンガー ロイヤルガード ダークスレイヤー リアルタイムスタイルチェンジ クイックシルバー(参考) ドッペルゲンガー(スタイル、参考) 近接武器(魔具)衝撃鋼ギルガメス スパーダ(武器) バヨネット フォースエッジ ベアナックル ベオウルフ(武器) 無尽剣ルシフェル 閻魔刀(やまと) リベリオン レッドクイーン 銃器エボニー&アイボリー カリーナ=アン 幻影剣 幻影刀 コヨーテ・A 災厄兵器パンドラ ショットガン ハンドガン ブルーローズ ルーチェ&オンブラ アイテムオーブ キーアイテム スター プラウドソウル ホーリーウォーター 略称・通称など登場人物 システム用語・アイテム 装備 アクション スタイル 敵 ボス その他 台詞の空耳・通称 コメント 主にDMC4にのみ登場する用語について解説しています。 ナンバリングシリーズ全般に関する用語集はこちら※ネタバレ注意 登場人物 アグナス 4に登場する魔剣教団における技術局の長。 悪魔に対抗するための武器や技術の開発は彼に負う所が大きく、教団騎士達の機械仕掛けの剣も彼の考案による。 マッドサイエンティストな部分があり、研究にかまけて教団の行事に顔を見せる事も少なく教団内には彼の事を知らない者も多い。 エヴァ ダンテとバージルの母親。 長いブロンドの女性で、写真の中ではダンテと同じように赤を基調とした服を着用している。 バージルが力を追求し悪魔の道に進むことになるのは彼女の死による影響が大きい。 キリエ 4に登場する女性。天涯孤独な身の上のネロにとって姉か母のような存在で、家族同然に暮らしてきた。 教団騎士団長クレドの妹でもあり、大祭「魔剣祭」にて歌姫を務める。 クレド 4に登場する城塞都市フォルトゥナを悪魔から守る教団騎士の長。 その剣の腕も騎士団トップに相応しいものである。 多くの部下を率いる統率力、厳粛公正な性格から彼を慕う者は多い。 キリエの兄であり、同じくネロを家族同様に思っているものの、ネロの命令違反や突飛な行動には頭を悩ませている。 グロリア 4登場の魔剣教団幹部の中で唯一の女性。 エキゾチックで妖艶な容姿を持ち、周囲からの注目は多い。 短期間で教団内で幹部に登り詰めており、よからぬ裏事情があるのではないかと勘ぐる者も多い。 体術・戦闘術には大いに優れているようだ。 サンクトゥス 4に登場する魔剣教団の教皇。民衆から絶対的な尊崇を受ける指導者であり、歴代教皇の中で最も偉大な存在と言われていたが…。 スパーダ(登場人物) バージルとダンテの父親。2千年前に魔界の侵攻から人間界を守るために悪魔の軍勢と戦い、魔界の王を討ち倒した伝説の魔剣士。 魔界もろとも、自らの強大すぎる力も共に封印し、以後は人間界を見守りつつ生涯を終えた。 現代においては半ばおとぎ話のように捉えられ信じる者は少数だが、4に出てくるフォルトゥナと言う土地ではスパーダの事績を信じ神として崇めている。 ちなみに閻魔刀やリベリオンなど、ダンテとバージルが扱う武器は元々彼が所有していたものである。また彼が生前使っていた最強の剣は彼と同じ名前を冠している。 ダンテ デビルメイクライシリーズの主人公。 悪魔でありながら正義に目覚めた伝説の魔剣士スパーダと、人間の母親エヴァの間に生まれた半人半魔のハーフである。 それゆえ人間の姿をしていながら、人間離れした技や怪力を自在に操る。 普段は人間の姿だが、自分の意思で完全な魔人の姿になることが可能。 悪魔に対し好戦的で乱暴に見えたり、普段の言動から軽い性格と思われがちだが、 悪魔から人間達を救った父と自分を愛し育ててくれた母を誇りに思っており、 父が持つ正義の心と母の優しさをしっかりと引き継いでいる。 半人半魔ながら、潜在的な力はスパーダ以上らしい。 全作品通して服飾や魔人のデザインはアレンジされるものの、基本的に血の様な赤を基調としたロングコートを纏っている。 ファンの間では赤いロングコート、大剣、大型二丁拳銃がダンテのパーソナリティとして定着している。 トリッシュ 1で初登場した、ダンテをマレット島へと案内する美女。 正体は魔帝ムンドゥスが作り出した悪魔で、姿はダンテの母親に酷似している。名前の由来は『神曲』に登場するベアトリーチェからと推察される。 電撃のような魔力を自在に操る。紆余曲折あり、1のエンディングでダンテのパートナーになった。 今作にも登場し、前髪を後ろになでつけた髪型に変わっている。 今作ではトラブルメーカーな一面が強調されている。 4SEでは2以来のプレイアブルキャラとなり、様々な技が追加されている。 ネロ 悪魔の隻腕(右腕)を持つ、4の新主人公。 その腕前から周囲に一目置かれている魔剣教団の若き戦士。 厭世的で皮肉屋、周囲との協調性に欠け、単独行動を何よりも好む傾向にある。 そのため、教団戦士の中でも「汚れ役」を命じられる傾向にある。 大剣「レッドクイーン」と大型六連装リボルバー「ブルーローズ」、そして悪魔の隻腕「デビルブリンガー」を駆使して戦う。 悪魔の隻腕を宿す以前は不明だが、ゲーム中ではダンテやバージルとは異なり剣や銃を左手で用いる。 バージル ダンテの双子の兄。1では名前ととある上級悪魔(下記参照)の正体として登場したのみだが、3で本格的に登場する。 1ではムンドゥスに操られて変貌した、魔界の剣士ネロ=アンジェロとしてのみ登場。 他にもイベントシーンや1周目のある時点まで所持しているアミュレットで彼の名前が確認できる。また子供時代の彼が、声のみでわずかに登場する。 外見は髪を後ろになでつけている点以外はダンテとそっくりで、髪を下ろすと殆ど見分けが付かなくなってしまう。 しかし、ダンテとは違い冷徹で目的のためなら手段を選ばない。 武器の日本刀(閻魔刀)から繰り出される剣術は冷酷無比にして華麗、目にも留まらぬ居合いは一瞬で相手を斬り刻む。 一方で、自らの美学により銃器を使う事を良しとせず、シリーズ全体で見ても、3の作中でとある敵にエボニーを撃ちこんだきりである。 ダンテと対照的な青いコート、日本刀、銃器を使わない戦闘スタイルが彼のトレードマークのようだ。 力こそ世の全てと信じ(そこまでの考えに至る経緯は母であるエヴァの死が原因)、自ら悪魔として生きる道を選ぶ。 それ以来消息不明であったが、3の一年前にダンテと再会する。 3ラストで母の仇でもある魔帝ムンドゥスに戦いを挑むものの敗れ、その後1において「魔界騎士 ネロ・アンジェロ」としてダンテに敵対することになった。 だがダンテのアミュレットを見て動揺したりと、バージルとしての自我が完全に奪われた訳ではなかったようだ。 最終的にはダンテに倒され、自らのアミュレットを残して消滅した。 4小説版や4SEでは3より前にフォルトゥナに赴いていた事が判明する。そして… 4SEでは再びプレイアブルキャラとなっており、バージルモードでは全ミッションをバージルで攻略する事となる。 レディ 登場人物の一人。3で初登場。 アーカムの娘であり、オッドアイを受け継ぐ。 ハンドガン、サブマシンガン、手榴弾、カリーナ=アン等、多数の近代兵器を装備し、それらを巧みに駆使して戦う。 レディ(お嬢さん)という名前はダンテが呼んだもの。 本名はメアリであり、こちらはアーカムがつけたようである。よってメアリ=アンが本名。 若くして悪魔狩りを仕事とする。 悪魔になるために母を生贄にした父と、父を変貌させた悪魔を激しく憎んでおり、父を含む全ての悪魔を滅ぼす決意を持つ。最初はダンテもその例外ではなかった。 しかし、彼も悪魔でありながら自分と同じ様に悪を憎み、そして他者を思い遣る心を持っている事を知り、最終的に和解。 今作にも登場し、服装は真っ白なジャケットにショートパンツとなっている。 金にがめつく、自分では手に負えぬ仕事や面倒な仕事をダンテに押し付けて莫大な仲介料を請求するという一面が追加されている。 4SEでは追加プレイアブルキャラの1人となり、カリーナ=アンに加えて使い捨てのハンドガンやショットガンも駆使する銃撃特化キャラとなっている。 ボス アンジェロアグナス アンジェロクレド エキドナ 魔界の深奥に広がる巨大な森の主。 龍を思わせる外観の頭部に女性型の体が付いており、この体がエキドナの本体である。 ミティスの森を密林へと変貌させ、森の至る所に意思を持つ種子「キメラシード」をふり撒いていた。 刃の付いた触手を振り回したり、種子を飛ばしたりして攻撃してくる。 種子を「わらわの子」と呼び、ふり撒いている種子を破壊したネロやダンテに襲い掛かったが、いずれも返り討ちにあっており、2度目のダンテとの戦闘で満身創痍になっていた所でトドメをさされた。 キメラシードとは別に「セフィロトの実」なる果実も宿していたようで、ネロが回収している他、魔剣教団も魔界の植物で本部を封鎖していた事から同型の物を所有していたと思われる。 神(The Savior) ドッペルゲンガー(ボス、参考) 3に登場していた上級悪魔で、身体が影でできている。ダンテに特殊な光を浴びせて魔人の姿をコピーしていた。 3ではダメージを与えるには特殊な手順を踏む必要があった。 4本編には関わってこないが、ダンテやトリッシュでブラッディパレスを登頂すると、101階で待ち構えるダンテがドッペルゲンガーになっている。 4で二度目のボス敵として登場したダンテとほぼ同仕様であるため、3のように特殊な手順を踏む必要はない。 バエル、ダゴン 魔界の各地に暮らす悪魔の一族。 放出したガスで身を隠し、淡い光を放つ少女の姿をした触角「ルサルカ」だけを晒して 獲物を誘い込み、飲み込んでしまう。 フォルトゥナ城を吹雪で覆っていた元凶であり、巨体を用いた力任せな攻撃や氷による攻撃を得意とする。 バエルとダゴンは適応した環境により体色や触角の色が異なっており、触覚の色が青い個体はバエル、赤い個体はダゴンとされている。能力面では両者に違いは全くない。 1体だけでも上級悪魔としての実力を持つが、多数体が存在している種族でもあるらしく、 ネロは増援が出てくる前にすかさず地獄門を閉じて事なきを得たが、ダンテは巨体では同士討ちが起こりやすい欠点を見抜いており、同士討ちで弱った所にパンドラの様々な技を用いて殲滅させている。 なお、ゲーム中では正規の方法ではムービーのように複数体と戦う事は残念ながら出来ない。 ベリアル 魔界の中でも特に苛酷とされる炎獄で生まれ育った悪魔。 かつては魔界の帝王に仕えていたが、魔帝が封印された後は炎獄の覇者として君臨していた。 人間を良くも悪くも意識していない面があるが、武人気質故か、挑発行為には非常に敏感である。 灼熱の炎を鎧のように覆い、この炎や様々な剣術での攻撃を得意とする。 過去にはスパーダに憧れていたとされており、スパーダが魔界を裏切った際には失望の念を抱いていた。 スパーダに子供がいる事も把握しているらしく、ネロと対峙して敗北した際には更なる血族が居た事に驚愕し、力を蓄える為に魔界に撤退した。 ダンテに対しては明確に逆賊スパーダの息子と罵り、問答無用で襲い掛かったが、返り討ちとなり遂に倒された。 重要用語 デビルメイクライ ダンテが営む便利屋の名前であり、このゲームの題名。その意味は「悪魔も泣きだす」。 名前も付けない内から悪魔に店を襲撃されては、店内で暴れまわったり、トリッシュに投げつけられたバイクを銃で蜂の巣にし、爆発させた挙句店内を黒焦げにしたり等、職業上災難が多い場所。 ダンテの趣味が所々に現れており、事務所兼自宅といった模様。 何故か椅子が倒れていることが多く、いつも蹴り上げて立てている。 フォルトゥナ 今作の舞台となる、とある大陸沿岸部に存在する城塞都市。 魔剣士スパーダを神と崇める独自の宗教が信仰されている。 「魔剣教団」と呼ばれるその信仰組織は「スパーダ」以外の悪魔を憎み排除することを第一の教義としており、その実現の為に教団騎士という独自の兵隊を所有している。 フォルトゥナは周囲の近代国家とは距離を置いており、周囲には広大な森や渓谷が未開発のまま残されている。 街中は近代化が進んでおり、道路交通網なども整備されている。 システム用語 イクシード 4から登場した新要素。ネロの所持する剣の柄はバイクのアクセルのような形状をしており、これを捻ると段階的にEXゲージが上昇していく。これが最大まで溜まるごとにストックゲージが一つ点灯し、その状態で行う攻撃は強力なものになるが、ゲージは0に戻る。EXゲージは最大3つまでストック可能で累積する程威力は増大し、噴き出す火炎も大きくなる。ゲージ溜めは歩行や滞空中の非攻撃時に行い、より早く溜められるボタン押しタイミングも存在する。 エネミーステップ 敵を足場にして多段ジャンプをすること。略してエネステ。 一部ボスや雑魚に対して生存性や攻撃力を向上させることのできるテクニック。詳しくは裏技・小ネタ等#id_d475b2e5の項を参照されたし。 1と3では隠し仕様として登場していた。2では未実装。 4以降では初期状態では使用出来ず、スキルとして取得する必要がある。 グリムグリップ 時空のひずみが具現化したもの。 グリムグリップの紋章がある起動装置の場所で、悪魔の右腕を使用して高速移動ができる。 4SEではバージルの幻影剣やレディのワイヤーショットでも移動できる。 スーパーダンテモード 2以外でシリーズ通して存在する、半ば恒例の隠しコスチューム。 外見は通常時と変わらないが、デビルトリガーを使い放題というなんとも魅力あふれたものである。 ただし最高難易度であるDMDをクリアしなければ解禁されない。 4でも健在だが、3同様に発動中体力が回復しなくなる上に、今作からはスーパーダンテを使うと極端なペナルティが発生してデビルハンターランクがC以下になる仕様になってしまった。 PS3・Xbox360版ではあくまでDTゲージのみが常時MAXという仕様だったが、PC版やSE版ではイクシード・災厄ゲージ・RGゲージ・集中ゲージも常時MAXになっている。 スタイリッシュコンボランク スタイリッシュランク、コンボランクとも言われる。 戦闘中に敵を攻撃したり倒したり、逆に敵の攻撃をかわした時、挑発した時などに、画面上に表示されるランクの事。低い方からD・C・B・A・Sの5段階あり(3からはSの後にSS、SSSがある)、スタイリッシュポイント(ゲーム中の内部パラメータ)の入る行動を起こす毎に加算され徐々に上がっていく。作品ごとにポイントが加算される行動は違うが、敵を攻撃する、倒すといったものは共通。 1と2では同じ攻撃をしていてもランクは上がっていくが、3以降は同じ攻撃をしてもランクが上がらないものがほとんどである。 スタイル 3から追加された要素で、いわゆる型である。今作では3にも登場した成長型スタイル4つが続投し、加えてとあるボス勝利時にダークスレイヤースタイルが手に入るようになった。尚、今作からはリアルタイムスタイルチェンジシステムが採用され、従来はステージ選択時にスタイルを選択する方式だったがプレイ中のいつでもリアルタイムにスタイル変更できるようになった。 スナッチ 4から登場の新要素で、ネロの悪魔の右腕を用いた特殊アクション。ネロは悪魔の右腕「デビルブリンガー」を使い、離れた位置にいる敵を近くまで引き寄せる事ができる。また吹っ飛ばした敵を引き寄せて攻撃コンボを続行するのにも利用できる。敵だけでなく、探索時に離れていたり通常移動で立ち入りにくい場所にあるアイテムを引き寄せることもできる。 グリムグリップや一部の敵に対しては逆に引き寄せられる「ヘルバウンド」が発動する。 DTを発動すると「デビルスナッチ」となり、直線上にいる敵を纏めて引き寄せられるようになる。が、残念ながらこちらはイマイチ使い勝手が悪い。 多段化 チャージショット 1より登場しているボタン長押しで行える溜め銃撃で、通常より強力な攻撃が行える。 ダンテの場合、3では銃撃型スタイル「ガンスリンガー」時にハンドガンかショットガンを装備している場合のみ使用可能だったが、4ではリアルタイムスタイルチェンジ導入に伴ってかどのスタイルでも使用可能になっている。 ネロもブルーローズを使って行うことができ、ネロの場合は小型の悪魔なら吹き飛ばすことのできる単発技になっている。 4SEでプレイアブル化したレディも似たような技を使用できる。 挑発 特定ボタンを押すことにより敵悪魔に対して挑発モーションを行う。 挑発時には大きな隙ができるが、敵の近くで行えばデビルトリガーゲージが大きく回復するため、攻撃コンボと上手く織り交ぜれば早くデビルトリガーを発動し敵掃討とコンボ評価引き上げに活用できる。 2には一旦なくなったが3以降復活した。 1ではボタンを押す強さで、3以降はその時点のスタイリッシュランクで動作が変わってプレーヤーを盛り上げてくれる。 デビルトリガー(DT) 略称DT。デビルメイクライにおいて、ダンテやネロ達メインキャラおよび悪魔が発動する魔力のこと。 面上ではライフゲージの下に表示されており、3ゲージ以上蓄積されると発動可能になる。 デビルトリガーゲージは、ダンテ達が敵に攻撃したり攻撃を受けることによって蓄積される。 今作ではダンテは操作可能時点でDTを発動できるが、ネロはある程度物語を進める必要がある。 デビルトリガーゲージ(DTゲージ) デビルトリガーを発動する為に必要なエネルギーゲージ。 初期値は3メモリ、時空神像等でパープルオーブを取得する事によって最大10メモリ相当まで増やす事ができる。 敵を攻撃したり、ダメージを食らったり、挑発するなどの行動で溜まっていく。 デビルトリガーを発動するにあたって最大まで溜める必要はなく、最低3メモリあれば発動可能。 使用中は絶えずエネルギーを消費し続ける為ゲージは徐々に減っていき、無くなると自動的に魔人化は解除される。そのため、デビルトリガー発動時は魔人化していられる時間のタイマー的役割を果たす。 今作では1と同様、時間経過以外にも一部の特殊技や魔人化にのみ使用できる強化技などを使用する際にもゲージを一つ程度消費する。 デビルハンターランク シリーズ全作を通して存在する、ミッション終了後にリザルトに表示されるそのステージ中の評価。 低い方からD・C・B・A・Sの5種類。1においてはミッションクリアまでに掛かったタイム・取得オーブ量・被ダメージ使ったアイテムの種類と個数、2では1のものに加えてスタイリッシュポイント(戦闘中のスタイリッシュランクとそのランクがでた回数の割合により計算される)、3は2と同じだが、スタイリッシュポイントは戦闘中の平均値により算出。2・3は総合評価のランクは元より、それぞれの項目別でもランク付けされる。それぞれの項目の全てを、Sランクを取ってのSランククリアはSSランクと評価された。 今作は評価基準に様々な変更点が出ている。詳細はこちらを参照されたし。 バスター 4から登場の新要素で、ネロの悪魔の右腕を用いた特殊アクション。 悪魔の右腕「デビルブリンガー」で敵をつかみ、全力で地面に叩きつける投げ技の一種で絶大なダメージを与えられる。 地上・空中どちらでも繰り出すことが可能で、状況次第では振り回し動作の後他の敵に向かって投げ飛ばし集団ダメージを狙うことも可能。 使用する悪魔によって攻撃パターンが違うのも見所の一つ。 DT発動時は「デビルバスター」となり、モーションや攻撃力が更に強化される。 フルスチーム 魔人化 デビルトリガーを発動し、悪魔の力を解放する事。 ダンテ他操作キャラの多くは武器や魔石に秘められた悪魔の力を利用することで魔人化し、強力な力を得ることが出来る。 ダンテの場合、全作品を通して全てデザインが変わっている。 スタイル トリックスター 成長型スタイル4種の内の一つ。 移動・回避に長けた扱いやすいスタイルであり、ダッシュやスカイスター等の動きで敵を翻弄する。 単純に避けるだけでなく、避けた上で反撃する、吹き飛ばした敵に近づいて追撃、 といった攻撃的な使い方も可能。 トリックスターの各種スタイルアクション実行中には無敵時間が存在する。 なお、今作より暴発や事故の原因だった「ウォールハイク」が削除され、代わりに敵を踏み台にして上空に飛び上がる「マスタング」が追加された。 ソードマスター 成長型スタイル4種の内の一つ。 近接武器の真価を引き出し、様々なスタイル専用技が扱えるようになる。 あらゆる攻撃パターンが存在する、最も技の多いスタイル。 ガンスリンガー 成長型スタイル4種の内の一つ。様々な銃技を扱えるようになる。 ソードマスターの次に技数が多いスタイル。 遠距離戦が得意なのはもちろん、場合によってはソードマスター張りに接近戦に特化することもあり、 極めればそれこそ近接武器を使わずクリアも可能。 ロイヤルガード 成長型スタイル4種の内の一つ。 敵の攻撃をガードして怒りのエネルギーを溜める「チャージ」と、 溜めたエネルギーを放出して敵にダメージを与える「リリース」の二つが持ち技。 また敵と攻撃のタイミングを合わせて発動すると「ロイヤルブロック」や「ロイヤルリリース」となって効果が上昇する。 前者はあらゆる攻撃を防ぐことができ、後者はエネルギーがゼロの状態でもザコ敵を一撃で葬るほど。 また魔人化を併用すれば攻撃力向上補正により、一撃は計り知れない威力になる。 使いこなすのが難しい上級者向けスタイル。だが、シンプル故に使い込む毎に上手くなるという使い味が渋い。 今作では敵の攻撃を吸収・回復する「アルティメット」が削除され、代わりに溜まっているRGゲージの分だけ無敵状態になれる「ドレッドノート」が追加された。 ダークスレイヤー 3SEで初登場したスタイル。力のみを追求し、闇へと堕ちた剣士。 3SEでバージルを操作するときのスタイルで、バージルはこれ以外のスタイルを持たず、またスタイルによるクレイジーコンボもないが、スタイルレベルが上がることで時空神像で強化出来る技が増えた。 この3SEではスタイルアクションはエアトリック系のみとなっている。 4ではミッション17クリア後にダンテのスタイルの一つとなり、閻魔刀によるコンボや範囲攻撃を行使するスタイルとなった。 リアルタイムスタイルチェンジ 4から追加された要素の1つで、戦闘中でも自在に上述したスタイルを自在に切り替えられるようになった。 これにより3よりも戦法・コンボの幅が大幅に広がっている。 クイックシルバー(参考) 3で使用できた消費型スタイル2種の内の一つで、時の流れを操るスタイル。 発動するとDTゲージと引き換えに自分以外が白黒世界となり、自身の移動速度はそのままに、周囲の時の流れな緩やかになるものだった。 4ではスタイルとしては登場せず、一部の場所でのみ使用可能なステージギミックに留まっている。 ドッペルゲンガー(スタイル、参考) 3で使用できた消費型スタイル2種の内の一つで、その名の通り、デビルトリガー発動と同時に影による自らの分身を作り出し、共に攻撃するスタイル。 本体と影が同時に攻撃するので、純粋に火力が2倍になるという、攻撃に完全特化した性能だった。 こちらも4ではスタイルとしては登場しないのだが、ネロの魔人化がこの要素を色濃く引き継いでいる。 近接武器(魔具) 衝撃鋼ギルガメス 4に登場する、籠手と具足状の武器。生物と同化しその体の一部を鋼のごとく硬質化する魔界金属でできており、つまり籠手や具足に見えるのは肉体が変化したものである。 ダンテが入手し使用する。攻撃時に強力な衝撃を放ち、またその威力を蓄積して放つ(溜め攻撃)事もできる。 溜めモーション時にはフェイスマスクが装着される。 性能は3のベオウルフとほぼ同様だが、フルスチームや多段化が導入された事で、火力が更に増している。 また、3のバージルや1のモーションを彷彿とさせる技も登場している。 スパーダ(武器) DMC1から登場している近接武器。 フォースエッジがパーフェクトアミュレットにより本来の姿を取り戻したもの。 スパーダ自らと同じ名を持つこの剣こそが魔界との戦いの折に振るわれた武器である。 鎌のような刃を持つ巨大な片刃剣の形をしており、常に強力な魔力を纏っている。 今作では魔剣教団の手に渡っており、ある登場人物がこの魔剣を振るう。 4SEでは新たにプレイアブル化したトリッシュの武器の1つとして登場。特定の技で槍や鎌に変形する機能も健在である。 バヨネット フォースエッジ 1のダンテの初期装備であり、彼の父である伝説の魔剣士スパーダが所有し魔界を封じるのに用いた剣の一つ。 3のラストではダンテがバージルに勝利した事から、フォースエッジを人間界に持ち帰る事となるものの、 その時点でアミュレットは二つに分かれてしまうため、真の力は解放されていない状態だった。 後にダンテとバージルの持つアミュレットを組み合わせてパーフェクトアミュレットとすることで真の力を解放し、 伝説の魔剣士と同名の魔剣「スパーダ」へと変化する。 1ではリーチ、威力共にアラストルに劣り、魔人化やスティンガー、ラウンドトリップ等を使えない性能だったため、アラストルを入手したら(フォースエッジ縛りでもしない限り)お役御免だった。 3SEではバージルの武器の1つとして使用可能で、コマンド技はダンテのリベリオンと似た性能だが、コンボは閻魔刀との2刀流となる。 閻魔刀ほどではないが、リーチは1から大分改善されている。 ちなみにダンテもコスチュームを1系のものにすれば、グラフィックのみだがリベリオンをフォースエッジに変える事ができる。性能もリベリオンと全く同じ。 4SEでプレイアブル化したバージルの近接武器の1つとして引き続き登場。他の既存武器共々様々な技が追加されており、閻魔刀との二刀流コンボも大幅に変更されている。 集中ゲージが最大の場合は多段ヒットするようになり、敵を怯ませやすくなる。 ベアナックル ベオウルフ(武器) ボス「ベオウルフ」の力がバージルによって奪われ、籠手と具足の形となった近接武器。 格闘タイプの武器。3における属性は光。 1のイフリートのキープコンセプトだが、操作性が向上している。 3SEではダンテ、バージル共に使用する近接武器だったが、ダンテとバージルとで挙動が大きく異なっていた。 特にバージルは殆どの技が足技、全ての技が溜め不可能という特徴があった。 4SEでプレイアブル化したバージルの近接武器の1つとして引き続き登場。他の既存武器共々様々な技が追加されている。 ダンテの籠手型武器の要素も折衷されているらしく、拳技も増えており、大半の技が貯め可能になっている。 集中ゲージが最大の場合は溜めがもう一段階増える。無印版4の頃からあった多段化も(何故か)健在であるため、併用する事でギルガメスと同等以上の火力を叩きだすこともできる。 無尽剣ルシフェル 4に登場する、髑髏型の肩当てに金属質の翼のような両腕がついたダンテ用武器。 バラが付属しており、使用時ダンテはそれをくわえる。爆発する剣を無尽蔵に作り出せる装備であり、両手に構えて接近戦に用いたり剣を次々と飛ばしたり宙に配置でき、バラを投げるモーションで刃を爆発させることもできる。 スタイルがソードマスターなら刃をシールドのように自分の周りに数多く配置し身を守ったり、刃を動かして自動的に敵にダメージを与えることもできる。 近接武器だが、性能的にはバージルの幻影剣に近い。 4小説版では、かつては名高い上級悪魔だったようだが、本編開始前にダンテに倒され、心身共に屈服してダンテにその力を奪われたという経緯が語られている。 閻魔刀(やまと) バージル愛用の日本刀であり、父スパーダの形見でもある伝説の剣。 刃に触れる物全て切り裂くほどの鋭利な刃を持ち、「意思を持つ」とも言われる、闇を切り裂き、喰らいつくす魔刀。 バージルが魔界に落ちて魔帝ムンドゥスに挑み「ネロ・アンジェロ」になった後、閻魔刀も行方不明になっていた。 4では本編開始前に刀身が折れた状態フォルトゥナに流れ着いていた事が判明。中盤以降では魔剣スパーダ共々重要アイテムとして争奪戦となっている。 1の 「The Legendary Dark Knight」 モードでも初期装備として使用できるが、 その性能は、リーチが短くなった、アラストルの劣化版というものだった(ただし、DT発動時はリーチがスパーダと同じ長さになる)。 3SEでバージルがプレーヤーキャラクターとなった際には、長いリーチを利した広範囲攻撃で敵を圧倒する性能となっている。 4ではネロ、ダンテ共に使用する。 ネロの場合はデビルブリンガーの力の源として吸収されており、DT発動時に背後に魔人が具現。 その魔人がレッドクイーンの攻撃に合わせて閻魔刀を振るったり、ブルーローズの射撃に合わせて幻影刀を射出するという、3のドッペルゲンガーのような性能となっている。 ダンテの場合、新たに獲得したダークスレイヤースタイルを選択する事で3のバージルのようなコンボや範囲攻撃を放つことができる。 4小説版によればかつてバージルが使っていた技を見よう見真似でやっているらしい。 そして4SEでは矢張りバージルの武器として再登場。他の既存武器共々様々な技が追加されており、DmCから逆輸入された技も少なからずある。 コンボも3では無かったクレイジーコンボのような超連斬技が追加されている。 集中ゲージが最大の場合、攻撃範囲が広がり威力も大幅に引き上がる。更には3のラストバトルで使ってきた「絶刀」を彷彿とさせる秘奥義も使えるようになる。 リベリオン 近接武器。「反逆」の銘を持つ、2以降でダンテが使う大剣。 兄バージルは閻魔刀を受け継いだのと同様、ダンテはこれを父の形見の一つとして引き継いでいる。 登場作品において常にオールラウンドに使える武器で、様々な技を使う事が出来る。 1においてリベリオンは登場せず、スパーダの形見の剣という意味では主にフォースエッジを使っていた。 しかし2以降では常にリベリオンを使っているため、こちらが本来の「ダンテのための剣」と思われる。 4でもダンテの武器として引き続き登場している。性能も3のものを踏襲してオーソドックスなものに仕上がっている。 レッドクイーン 4の主人公であるネロが使用する大剣。赤の女王。教団騎士が持つ様々な剣の中において最も凶悪な力を持つ。 細身両刃の刀身を分厚い片刃に換装し、同時に推進剤を噴射して剣撃を与える、という教団騎士の剣の特性を極限まで高めている。 柄の近くにバイクのアクセルのようなバーが付いており、これを捻る事で噴射剤が作動する。 無理な強化をした推進剤噴射機構は、時折巨大な火炎を噴き、これが「レッドクイーン(赤の女王)」の由来となった。 ネロの改造は明らかにやり過ぎであり、本来剣撃に更なる力を加える為の推進剤が逆に剣の制御を困難なものにさせてしまっている。 そのため、並の騎士にはこの剣を扱うことが出来ない。人並外れた腕力と天性の勘を持つネロだからこそ、自在に振り回すことができる。まさに「ネロによるネロのための剣」であると言える。 性能としては、ダンテのリベリオンと似た感覚で使えるものとなっているが、空中では急降下系ではなくエリアルコンボが基本技となっていたり、やや複雑なコマンド技が追加される等、異なる挙動や新たな仕様も少なくない。 更に、上記の通り推進剤を流し込む「イクシード」が追加されており、これによって強化技を放つ事もできる。 銃器 エボニー&アイボリー 全作品に登場する、デビルメイクライの象徴ともいえるダンテの大型二挺拳銃。白がアイボリー、黒がエボニーである。 ベースは45口径の代表『コルト ガバメント』であることが小説で明かされているが、ダンテの超人的な連射に道具が耐えられるよう各所を増強しており、改造前の形状とはどちらも程遠い。 設定上では、エボニーが精密射撃、アイボリーが連射性に優れるという設定がある。 実際の威力面等での性能差は皆無だが、モーション上ではトゥーサムタイムの別方向射撃時にエボニーを向ける、という形で活かされている。 カリーナ=アン 3で初登場。レディの母親の名を冠するフックショット付きのロケットランチャーで、レディも攻撃・移動手段として多用する。 3ではダンテがレディとの決闘の末に勝利し、一連の事件が解決するまで借りていた。 シリーズ恒例の重火器だが、それまでのものに比べると多機能らしく、ガンスリンガースタイルでそれを使う事ができる。 4SEにおいてプレイアブル化したレディの武器として再登場しており、3の頃よりも様々な技が追加されている。申し訳程度だが近接攻撃も可能。 幻影剣 バージルの扱う、魔力で生成された浅葱色の剣。1ではネロ・アンジェロが最終戦で、3では最高難易度DMDにおいてバージルが使用してくる。また3SEでプレイヤーキャラとして使用可能になったバージルも、遠距離攻撃として使うことができる。 様々な陣形を取ることができ、なおかつ自身のダウン以外の動作中いつでも同時発射できるという性質から火力アップに多いに貢献してくれる。 4SEでも引き続き使用可能で、新たな技も追加されている。 形状は1ではネロ・アンジェロの大剣と同形状、3や4SEでは何故かフォースエッジと同形状。 ネロも魔人化時に幻影「刀」という魔力の刃を展開可能(下記参照)。アンジェロクレドも金色の幻影剣「ジャヴェリン」を使用してくる(今作は全難易度で使用)。 幻影刀 ネロの魔人化した際に放つ、浅葱色の刃。曲刀のような形状をしており、ブルーローズの射撃に連動して生成・射出される。 チャージショットの場合は円陣幻影刀とでも言うべき攻撃も可能。 細かいが、幻影「剣」ではないので注意。 コヨーテ・A 4における「ショットガン」。皆勤賞のため固有名称を頂戴したようだ。 相変わらずの水平二連式散弾銃だが、対悪魔用に改造が施されているらしい。 4小説版より、設定上では4本編より前の討伐依頼で得たショットガンを改造し、それに名前を付けたものであるらしい。 他の武器と異なり質屋行きになっていないらしく、5でもダンテの武器として再登場している。 災厄兵器パンドラ 4に登場するスーツケースのような見た目のダンテ・トリッシュ用武器。数多くの災いが生まれ出た神話のパンドラの箱のように、数多くの武器に変形し、破壊をまき散らす。 爆発する矢を搭載した弓(エピデミック)、バズーカ砲(ヘイトリッド)、空中発射可能なガトリング砲(ジェラシー)、円環状に刃の連なった巨大ブーメラン(グリーフ)、巨大レーザー砲(リヴェンジ)、着座式の移動ミサイル発射台(アーギュメント)と数多くの形態に変形させて用いることができる。またスーツケース状態でも攻撃手段が存在するようだ(オーメン)。 変形させるためには所定のコマンドを入力したり、災厄ゲージを十分に貯めてガンスリンガーでアクションを行う必要がある。 4SEではトリッシュの銃器の1つとしても登場するが、一部の変形攻撃が使用不可、災厄ゲージが存在せず代わりにDTゲージを消費する、使用できる技もダンテとは挙動がかなり異なる、などかなり使い勝手が大分異なっている。 ショットガン シリーズ通して登場するソードオフ型の散弾銃。 広範囲への攻撃が可能だが、その真価は近距離で発揮される高い破壊力にある。連射性は中程度。 3までは初期時点では所持しておらず、序盤で拾うのがお約束となっていた。 4では新たに「コヨーテ・A」の名を与えられた。詳しくは上記を参照されたし。 4SEではレディの武器の1つとして登場。やはり形状はソードオフ型。 ダンテに似た技を使用できるが、ダンテの技よりも更に火力が高いものが多い。 ハンドガン 4SEで新たにプレイアブル化したレディの武器の1つ。 名も無き拳銃群で、使い捨てる事を前提としているのか多数装備している。 ブルーローズのチャージショットに近い技とエボアボのガンスリンガーアクションに似た技を使用できるハイブリッド仕様となっている。 余談だが、1や2においてはエボニー アイボリーも詳細画面以外ではハンドガン表記だったこともあった。 ブルーローズ 4の主人公であるネロ自身が既存の銃を改造して作った六連装の大口径リボルバー。 既に原型は留めておらず、元となった銃がなんなのか判別不可能。片手撃ちで一回の威力がやや高いが、エボニー アイボリーより連射力に劣るため、単体攻撃に特化したショットガンに近い。 大口径の弾丸を射出するだけでも大きな戦力になるが、このブルーローズは2本のバレルが縦に並設されているという特徴を持つ。 2つのバレルから発射される弾丸は同時ではなく、数十分の1秒という誤差がある。 先に射出された弾丸で敵の外装を砕き後に射出された弾丸で敵を粉砕する事が出来る。 大口径であるが故に反動も凄まじく、並みの人間では扱うことが出来ない。 魔剣教団では「剣」こそが尊ぶべき武器であり、銃火器類の武装は逆に卑しいものとされており、故に銃器を扱うのは教団内において孤立しているネロ1人だけであるとされる。 ルーチェ&オンブラ スパーダが自ら作ったとされている大型二丁拳銃の名前。エボニー アイボリーとは若干異なった形状をしているが、それぞれイタリア語で「光」「影」の意味を持ち、エボニー アイボリーと同じように、白と黒を基調としたボディカラーである。 1では伝説の魔剣士、2ではトリッシュが使用していた。 4SEでもトリッシュの武器として再登場。性能はエボアボに近いが、特殊アクションが一切使えなくなっている。 銃ボタンタメ押しによるチャージショットも使えず、魔人化する事でようやくチャージショットに近い射撃ができるようになる。 アイテム オーブ 悪魔の血や生命力などが結晶化した魔石。効果によりその色が異なる。敵を倒すことで入手し、大半のオーブは入手と同時に効果が発揮される。 また、レッドオーブは時空神像に捧げることでスターやホーリーウォーター等と交換が可能である。 3以前では新たな技の取得や銃器の強化にも使われていたが、4では前作のスタイル経験値と統合される形でプラウドソウルに変更されている。 表面に顔のようなものが映っており、作品ごとに異なるがどれも共通してヘン顔である。 キーアイテム 文字通り封鎖されている扉等を開き、探索箇所を広げるためのカギとなる重要アイテム。 今作ではネロの力の源と化すアイテムが多い。無論ダンテが入手、使用する物もある。 今作に登場するキーアイテムの詳細はこちらのその他を参照されたし。 スター 錬金術によって生み出された魔石。体力を回復させる「バイタルスター」とデビルゲージを回復させる「デビルスター」があり、使用時は任意で決められる。ただし、使うとデビルハンターランクが下がるので注意が必要。 プラウドソウル 4でのみ登場する、スキル取得やスタイルのレベルアップ等に必要となるアイテム。 ミッションクリア時やブラッディパレスのリザルト画面でのみ入手できる。 前作3におけるレッドオーブによる技の取得とスタイルの経験値を分割・統合したようなアイテムで、今作では取得した技を忘れて別の技を取得する事も可能になった。 一方で、技を取得すればするほど取得コストが膨れ上がるという特徴もある。 故に全ての技を取得するには膨大な量のプラウドソウルが必要となる。 4より少し後に発売されたDmCではアップグレードポイント(+ホワイトオーブ)に差し替えられ、取得コストが可視上では簡略化されたシステムとなっていた。 更に後に発売された5ではレッドオーブに再統合となり、育成専用アイテムは廃止となった。 ホーリーウォーター 悪魔祓いの聖水。 4まではオーブやスター共々恒例だった攻撃系の消費アイテム。 2以外では任意のタイミングで使用でき(2のみ極低確率で雑魚敵からドロップし、その場で発動する)、使用すると周囲の敵全てに大ダメージを与える。 また、使用中は無敵だったり、攻撃属性は近距離にも遠距離にも属さない特殊属性だったりする特徴もある。 略称・通称など 登場人物 略称・通称 元の用語 備考 アゴナス顎 アグナス 名前のもじり顔の特徴から 兄貴 クレド キリエの実兄ネロの義兄 兄貴鬼いさん バージル ダンテの双子の兄プレイヤー時の鬼ような火力から 教皇爺 サンクトゥス 地位や年齢から システム用語・アイテム 特殊アクションは「アクション」の項目に統合 略称・通称 元の用語 分類 備考 H HUMAN 難易度 トータルランキングでも使用旧難易度表記のHARDとの混同に注意 DH DEVIL HUNTER 難易度 トータルランキングでの表記はD SOS SON OF SPARDA 難易度 トータルランキングでの表記はS DMD DANTE MUST DIE 難易度 トータルランキングでの表記はD(DHと同表記) HOH HEAVEN OR HELL 難易度 HAH HELL AND HELL 難易度 Stpスタポ スタイリッシュポイント システム用語 DT デビルトリガー ゲームシステム ダメ ダメージ システム用語 聖水 ホーリーウォーター アイテム BP ブラッディパレス ゲームモード 装備 略称・通称 元の用語 分類 備考 青薔薇 ブルーローズ ネロの銃器 薔薇(=エクスタシー)との混同に注意 エボアボエボアイE I エボニー&アイボリー ダンテ銃器 E Iは3の作中ファイルにおける略称 カリーナ カリーナ=アン レディの銃器 ギルギルガメス 衝撃鋼ギルガメス ダンテの近接武器 コヨーテ コヨーテ・A ダンテの銃器 ショット ショットガン レディの銃器 コヨーテとの混同に注意 パンドラ 災厄兵器パンドラ ダンテの銃器トリッシュの銃器 漢字の省略のみだが念のため記載 ブリンガー デビルブリンガー ネロの特殊武器 ベア ベアナックル トリッシュの近接武器 ベオ ベオウルフ バージルの近接武器 リベ リベリオン ダンテの近接武器 ルシルシフェル 無尽剣ルシフェル ダンテの近接武器 アクション 略称・通称 元の用語 分類 備考 CS チャージショット ネロの技ダンテの技 ネロの場合後ろに1〜3を付ける DTアッパー ネロの魔人化攻撃 ネロの特殊アクション 正式名称不詳 J ジャンプ 汎用アクション MBベッド マキシマムベッド ネロの技 RB ロイヤルブロック スタイルアクション 3とは技名(JB=ジャストブロック)が異なるため注意 RI リアルインパクト スタイルアクション RR ロイヤルリリース スタイルアクション 3とは技名(JR=ジャストリリース)が異なるため注意 SD ショウダウン ネロの技 スラッシュディメンジョンとの混同に注意 アクト EXアクトMAXアクト ネロの特殊アクション 特に区別しない場合に使われる 一斉発射一斉掃射 アーギュメントの一斉発射 スタイルアクション エアトリトリック エアトリック スタイルアクション トリッシュの技バージルの技 トリックの場合トリックスターを指す場合もあるため注意 エネステ エネミーステップ 特殊アクション エリアル エリアルレイブエリアルコンボ スタイルアクション トリッシュの技ネロの技 次元斬 スラッシュディメンジョンF C次元斬 スタイルアクションバージルの技 ダンテの場合、必要であれば後ろにFやCを付ける 疾走ダァーイ 疾走居合 バージルの技 ダァーイは掛け声から。下記の台詞の空耳・通称も参照 絶 次元斬・絶 バージルの秘奥義 多段 多段化 ダンテの裏技バージルの裏技 (恐らく)公式の想定外の挙動のため正式名称は無し ディバイン ディバインドラゴン スタイルアクション 薔薇薔薇投げ エクスタシー ダンテの技 青薔薇(=ブルーローズ)との混同に注意 フルスチ フルスチーム ダンテの特殊アクションバージルの特殊アクション 兜ヘルム 兜割りヘルムブレイカー ダンテの技 ホッパー テーブルホッパー ネロの特殊アクション ルーレット ルーレットスピン ネロの技 レーザーパンドラレーザー リヴェンジ ダンテの技トリッシュの技 特殊浮き なし(造語) DTエネミーを空中で浮かせ直すテクニックのこと 二度浮き なし(造語) DTエネミーを空中で二回連続で浮かせるテクニックのこと スタイル 略称・通称 元の用語 備考 GSガンスリ ガンスリンガー SM ソードマスター TSトリック トリックスター トリックの場合エアトリックを指す場合もあるため注意 RGロイガ ロイヤルガード DS ダークスレイヤー 敵 略称・通称 元の用語 備考 金鎧アルト アルトアンジェロ 鎧の色から キメラスケア キメラスケアクロウ 剣 グラディウス 攻撃時の外見から 魚 カットラス 素体が魚のため 種シード キメラシード スケア スケアクロウ 白鎧ビアンコ ビアンコアンジェロ 鎧の色から メガスケメガスケア メガ・スケアクロウ 鎧 ビアンコアンジェロアルトアンジェロ 区別しない場合に用いる 犬わんこ バジリスク 素体が猟犬のため ボス 蛙 バエル ダゴン 外見から ガラス M6で戦うアグナス 実質ガラスがボス敵のため 教皇 教皇サンクトゥス M11のほう 天使兄貴 アンジェロクレド 外見から上記登場人物も参照 ドッペルドッペルゲンガードッペルダンテ ダンテorトリッシュでBP登頂時にラスボスとして登場するダンテ 3のドッペルゲンガーみたいなカラーリングをしているため ハエ・ハエ男顎・アゴナス アンジェロアグナス 外見から上記登場人物も参照 蛇蛇女 エキドナ 外見から 魔皇 魔皇サンクトゥス M20のほう その他 略称・通称 元の用語 説明 DMCデビメデビル デビルメイクライDEVIL MAY CRY ゲームタイトル・シリーズ スタイシッシュ スタイリッシュでないかっこ悪い 元ネタは3公式サイトの誤字(現在は修正・サイトリニューアルにより見れない) マニアクス DMC MANIACS 3公式サイトのコンテンツゲーム中に解説されない小ネタやテクニックの解説などが載っていた。有益な情報の宝庫だったが、現在は閉鎖しており見れない。 フル成長 なし(造語) 体力、DTゲージ、アクション等が最大強化された状態のこと。 有成長 なし(造語) ニューゲームで始めアクション取得等でキャラクターを強化しながら、クリアを目指すプレイスタイルレッドオーブやプラウドソウルの配分という駆け引きが生まれるため、フル成長or引き継ぎ有りとはまた違った楽しみがある。 無成長 なし(造語) ニューゲームで始め、初期状態のままクリアを目指すプレイスタイルいわゆる初期縛り。今作ではスタイルレベルもプラウドソウル消費によるレベルアップとなっているため勝手にスタイルレベルが上がる事は無くなった。無成長+DMD+評価S、という猛烈な縛りでクリアする猛者もいる 無着地 なし(造語) 一度も着地せずに敵やボスを倒すこと。やり込みの一種。 TST True Style Tournament 海外の非公式コミュニティによる、DMCのプレイ動画を投稿し合う催しのこと。主催のサイトは現在閉鎖しているが、動画はYoutubeやニコ動に転載されており今でも視聴可。 台詞の空耳・通称 空耳・通称 元の言葉 説明 ダァーイ Die. バージルの疾走居合 酢昆布 Scum. バージルの疾走居合 コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1068.html
【初出】 禁書SS自作スレ>>905-906 『じゃあ、今晩俺と付き合ってくれないか?』 オルソラの頭の中で何度もこだまするこの台詞・・・いつものような天然な 独自の思考回路を持つ彼女もさすがにあわてたのか高速思考で考えた。 (たしか・・・今日はインデックスさんは帰ってこない言ってましたしということは・・ 今夜は私と当麻さんの二っりきり) 「だ、だめです。当麻さん。私はこれでも神に使える身なんでございますよ」 「いいじゃないか、オルソラ。神に仕える身でもたまには羽を伸ばさないと」 顔を真っ赤にしながら、なんとか声を出すオルソラに上条は屈託のない笑顔をしながら話しかける。 「それとも、オルソラは俺にお礼をされるのは嫌なのか?」 「・・・えっえっと・・・」 少しシュンとした表情で話す上条当麻の姿を見た瞬間彼女の中にあるシスター としてのなにかがボロボロと壊れ始めた。 (・・・今晩俺に付き合ってくれ・・・それって・・・) オルソラは真っ赤になる顔を必死で隠そうと手を頬に当てて後ろを向いただが、人と いうのはそういう行為をするときに限って余計なことばかり思い出してしまう。 (当麻さんって以外に筋肉質でございましたのよね・・それにあの手で抱きしめられた・・・) (主よこのおろかな私をお許しください) 「・・・わかりました。わっ、わたくしこっ・・今晩当麻さんにお付き合いいたします・・・」 視線を下に向け女の子座りで両膝の上に握った拳にぎゅっと力をこめたオルソラは答えた。 「そっか、じゃあ今晩の晩飯は俺のおごりな!」 「ちょっと、遅くなるかもしれないけど。大丈夫ちゃんと帰りは俺がホテルまで送るからな?」 「じゃあ、ちょっと待ってな仕度するから」 学園都市内の登校路・・・ 道の真ん中を歩くセーラー服に身を包んだ美しく長い黒髪を持つ美少女 が歩いている。セーラー服に包まれていても近頃の日本女性からほとんど 消え去った和の雰囲気を漂わす少女が夕暮れの町を歩く姿は一昔前の 日本の小説の挿絵を連想させるような光景だった・・・だが。 くー! 突如、その風景の中心に存在した少女は道の真ん中でお腹を鳴らした。 その音で、今までその場に包まれていた空気は一瞬で崩壊し少女は 鞄で顔を隠し近くにいた人たちの視線から恥ずかしそうに逃げていった。 近くのコンビニの方へ走っていく。 「ハアハアっ・・・ここまでくれば大丈夫・・・」 近くの角を曲がりそこにあったコンビニの中へ少女は駆け込んだ。 彼女の名前は 『姫神 秋沙』非常に希少な『吸血殺し(ディープブラッド)』 という能力を生まれつき持つ少女である。現在はその能力を封じ担任である 小萌先生の家に居候している。 「お腹すいたな」 彼女はいつもの無表情に近い顔に戻るとそうつぶやいた。 入ったコンビニの中では、グツグツと煮えるオデンの香り 蒸し器の中でアツアツに蒸された 肉まんをはじめとした食欲を誘うさまざまな香りがまるでオーケストラでも奏でるかのように 彼女の空腹感を増すために香りのハーモニーを奏でている。 その香りに耐えられなくなった彼女は、制服のポケットから財布を取り出し中をのぞいた。 だがそんな彼女を待っていたのは無常な現実だった。
https://w.atwiki.jp/wiki9_kid/pages/18.html
SS保管庫 おもしろい、記念に残るSSがあったらここへどうぞ~ 名前 コメント #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (bis4.JPG) おほなつかしくなってきたな、まだしばらくINできそうにない^^; -- Mのひとかも (2006-11-11 23 02 07) 名前 コメント #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (money.JPG) 名前 コメント #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ababab.JPG) 名前 コメント 名前 コメント 名前 コメント 名前 コメント 名前 コメント がらすっっが開放の巻き!死んでるように見えるけど、気にしないでねモゴモゴ -- もごもご (2007-07-23 22 17 27) ここはコメント欄あったほうがいいね。ってことで、作成!Yが解放したなんて知らなかった。昔、藍も解放したらしいんだが。 -- 助手 (2006-08-23 16 23 56) イイネ~ 私もYの解放の奴SS撮ったよ。-- 虹色硝子 (2006-08-23 20 39 27)
https://w.atwiki.jp/drscc/pages/19.html
SS投稿方法 このページではダンゲロス流血少女SSに投稿する、SSの投稿方法について説明します。 SS投稿先 SSはGK(ゲームキーパー/ゲーム進行役)宛にWebメールで直接送信してください。 アドレスは以下の★を半角アットマークにしたものです。 hatisugara★gmail.com 投稿は下記の【テンプレート】を必ず用いるようお願いします。 ただし【本文】に関してはテキストファイルなどでメールに添付して送っていただいても構いません。 今回は幕間SSの公式なwikiへの反映などは行いません。なので、幕間の内容を本戦SSに反映しても構いませんが、特に誘導は行いません。 投稿されたSSには、出来るだけGKが確認メールを返信いたします。 〆切を過ぎても返信が返ってこない場合は、ダンゲロス流血少女総合スレッドにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。 (投稿時間は、同数得票の際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください) 時間制限の関係上、GKも出来るだけ〆切前に返信するのは難しいかもしれません。 投稿先は良く確認して、文字化けは出来るだけ無いように頑張ってください。 【テンプレート】 件名:【流血少女SS前半戦(後半戦)第n試合】【キャラクター:○○】 本文: ◆ハンドルネーム ◆本文 記述例 件名:【流血少女SS前半戦第3試合】【キャラクター:サンプル花子】 本文: ◆プレイヤーA ◆本文 あーだこーだして私が勝ちました 内容修正について 投稿されたSSは、投稿期間終了後に一斉に公開されます。 投稿期限前であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。 些細な誤字や言い回しの修正もその都度応じますので、遠慮なくお願いします。 ただし、単なる修正以上の大量の追記などに関しましては、そのSS投稿時間は、その追記が投稿された時点として扱うことになります。(投稿時間は、同数得票の際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください) 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 制限時間範囲内で頑張ってください。 【ペナルティについて】 投稿期間を超過したSSは、その時点でその試合は敗北となります。 次の試合以降は通常通りマッチングが行われ、前試合の遅刻によるペナルティはありません 両プレイヤーが〆切までにSSを投稿しなかった試合は、両者敗北扱いとなります 参加者の皆さんは、可能な限り日程に余裕を持った投稿を心がけてください。また、短期間のキャンペーンであるため、いかなる理由でも遅刻は認められません。 【同数得票について】 投票結果が同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 SSの投稿を終えたら 他のプレイヤーの試合SSを読んで、面白かった作品に投票しましょう!投票の仕方については次のページ【投票方法】をご確認ください。
https://w.atwiki.jp/seiun_fel/pages/38.html
SS置き場は各個人毎に設ける事にしました。 新規に自分のページを作ってもOKです。 mistaのSS置き場 神凪刹那のSS置き場 な~さの盗撮コレクション べるのSS置き場 ベラトリクスコレクション